63 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 18:38:59.56 ID:hMsWLwboi 
ある程度一人で式の一切を仕切れる様になったある日、司会だけのヘルプが来た。 

俺「ラッキー。あそこの寺の住職腰が低いからやりやすいんだよねーw」
 
なんて軽い気持ちで話を受けた。 
これも無双と同じく、後から考えればおかしい事に気付くんだがwww 
その時の俺はバカだった。

64 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 18:51:19.77 ID:hMsWLwboi 
で、自分の会館ではない自宅葬との事で喪主様のご自宅へ車で向かい、到着すると…。
 
俺「やっべ!超絶デカイじゃん!明らか地主クラスwwwコレは寸志あるかもwww」 

明らかに数世代は住んでいるであろう堅牢な日本家屋。
そこには同業者が既に白黒の鯨幕を設置し、祭壇の花挿しを始めていた。
 
俺「ちわ。○○会館の俺です。今日はありがとうございます。勉強させて頂きます」 

依頼主の課長補佐の方がにこやかに挨拶をしてくれた。
この人、頭がもじゃもじゃで小汚いので以降もじゃで。
 
もじゃ「おー、助かるわー!若いのに脇侍5人の自宅葬の司会受けてくれてー!いやー、○○さんとこは有望な奴が多いな!先輩君とかさwww 

俺「は?」 

脇侍5人??聞いてねーし!なんだそれ!詐欺じゃん! 
と思っても後の祭り。もうやるしかない空気が満ち溢れた会場www 
もじゃもじゃめ!はめやがったな!



65 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 18:57:59.28 ID:hMsWLwboi 
ここで補足を。
 
脇侍←字があっているかわからんが、ワキジと読む。 
本来は禅宗系の宗派の葬儀では、本導師を筆頭に脇に二人づつ鳴り物を鳴らしたり読経をしたりする同門や同宗の寺院がつくんです。 
最大人数は無限大wwwウチの会館では最高8人まで来たかな。
何せ司会の打ち合わせもその人数やるし、詠むお経も長くなったり違うのに変えられたりと葬儀屋にはロクな事がないフォーメーションなのだ。



68 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 20:01:06.42 ID:1YwigLJp0 。 
まぁ、式の内容は意外とすんなり通しでおわったので特筆することもないんだが。
 (相当テンパったが導師の坊主がいい奴すぎて寺打ちも丸く収まった。)
 
その後が本題。 

俺「あれ?椅子に何か落ちてる。扇子?」 

献茶のオバちゃんにこの椅子に座ってた坊主が誰か聞いてみた。
 
オバ「あまり見ないけど若いお寺さんだから二代目さんかもねー。○△山寺さんだったかしら」 

さすがオバちゃん!頼りになるわ~! 
ここで少しでも顔を売っとけば色々役に立つしなwww 

俺「じゃあ、□市は帰り道ですしお届けしますよ!」 

もじゃ「そうかーw悪いなーw」 

俺(うそつけ!もじゃがっ!) 

ということで忘れ物の扇子を届けに行くことになりました。



69 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 20:17:26.70 ID:1YwigLJp0 
うーん。よくよく考えたら俺、あの若坊主と打ち合わせもマトモに話してないな~。 
何か華奢でなよなよした感じだっし。 
印象薄くてよくわからんなー。 
何て考えながらお寺に到着。

あまり葬儀屋が堂々とお寺に車を停めると嫌がる地域なので近くのスーパーに停めて、てくてく歩いて山門まで行こうとしていた。 
すると、スキンヘッドの白タンクトップ野郎がカーブミラー越しに後ろから着いてくる。 

(あ?何だ平日に。DQNかよ。) 

と思い無視しながら山門に到着する。 
それでも後ろに気配があるのでまさかと思い、振り返ると…。



71 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 20:27:38.03 ID:1YwigLJp0 
俺「あ!」 

スキン「ご苦労様ですw」
 
お前かよwww 

その白タンクトップは、扇子を忘れた本人だった。
 
俺「いやー、若い寺院さんは私服になると見分けがつかないですよーwww(いかついわwww)」 

スキン「でも頭がコレなもんでwww」 

俺「あ、扇子をお忘れになられて……。」 

スキン「これも何かのご縁ですね!少しお茶でもどうですか?」
 
俺「あ、いやー…(めんどくせーなー。)ご迷惑になりますからwww」
 
スキン「遠慮なさらずに、さあ!」 

俺(さあ!ってウザ。はよ帰りてーんだよ!) 

何だかんだで顔を売りに来たんだから住職に面通し位できたら拾い物だしな、と考えて渋々承諾して門を潜る事にした。 
あの時の俺に会えたら、四肢を砕いてでも止めていた。



77 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 21:12:51.87 ID:1YwigLJp0 
門を潜ると外観からわからなかったが意外と広い。離れでお茶を出してくれるらしいので内観しながら着いて行った。
 
スキン「上がって下さいw今、お茶を入れて来ますので」
 
俺「ファッ!?」 

そこは離れとはいうものの、明らかに男が一人で住んでいる少しオサレな部屋だった。 

俺「いや、ご自宅に上がるなんてw扇子をお返しにあがっただけですしwww」 

スキン「そんな心根を持たれた方ん私は待ち望んでいたのですよ」
 
俺(こいつ何だ?わざと扇子おいてきたのか?バカなの?新手の新興宗教?) 

バカはおれでした☆ 
そう、スキンは衆道(ざっくり言うとホモ)の気があったのだwww 

そうとも知らず、相手がなよなよした感じで丁寧な口調だったもんだから見下していた。 
その白タンクトップの下には細マッチョボディが見え隠れしていたのに…。



78 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 21:23:11.91 ID:1YwigLJp0 
バカな俺はスキンが熱い視線(?)を向けて来ていたにも拘らず、扇子を返すこと、住職に面通しすること、早くこの場を去ることしか考えていなかった…。 

俺「あ、それでこの扇子なんですが…」 

早速扇子を返そうとすると 

 
スキン ガバっ 

 
俺!!!!?! 

スキン「いつかの通夜でお見かけしてからしたっておりました///」 

いきなり両手を握り締められて宝塚並の気持ち悪い言い回しで告白されてしまった。 
しかもスゲー握力でwww俺柔道初段だけど、間違いなく組み伏せられるwwwて位の力で。



79 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 21:29:48.20 ID:1YwigLJp0 
これはヤられてしまうと直感した俺は、
 
おーかーさーれーるーー! 
 
と閑静な住宅街にある閑静な寺院の離れで 
処女張りの泣き声を上げてしまったのだ。 

恥ずかしい。今でも胸が苦しくなる…。 

それしかあの衆道スキンから逃げられないと直感したからだ(´・ω・`) 
抵抗しようと何度も締めや投げ、寝技は嫌だがやってみたが、かなりのハイスキルで躱してサワサワしてくるんだもん 
(´;ω;`) 
なくしかないよね。



80 : ヘタレ葬儀屋 ◆fcEtU5f4EA:2013/11/07(木) 21:36:39.45 ID:1YwigLJp0 
俺の魂の悲鳴が通じたのか、兄坊主的な方が助けに入ってくれた。
 
 
兄坊主「やるなら外でやれ!」 



俺「」 




そこ? 



しかし、明らかに俺が業者である様子と、俺がこの世の終わりの様な顔で抵抗していた様子から、これはレ○○だと理解して頂けた様で助けてもらえた。 
これがプレイチックな感じだったらスルーだったんだろうか。 
などと今になっては笑えるがwww 
実は最後まで兄坊主と3Pされんじゃねーかと内心ビクビクしながらスキンと見比べていたのは言うまでもない。




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